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No-Code とは???(No-Code JP 第0回に参加したよ。)

ども、@うしです。

No-Code JP 第0回のミートアップに参加させて頂きましたのでレポートを。
 
募集要項や登壇者の方の情報は以下URL参照
nocode-jp.connpass.com  
 

前提

あ、前提として

  • 「No-Code」の定義や意味が全く分からず、
  • 職業、エンジニアで、
  • 若干、言語マニア

の僕は、この"コード"という言葉に惹かれ、今回参加させて頂きました。
 
 
最初に、「No-Code」の定義が提示されました。
 

No-Codeの定義(現時点)
  • 開発を必要としないこと
  • クラウドベースであること
  • REST APIであること
  • インストール不要であること
  • 開発者じゃなくても使えること  

※現時点でのものなので、今後、変更になる可能性があります。
 

定義が示されたので、個人的には目的の半分が達成されました。
これを知りたくて参加させて頂きました。  

以降

以降は、参加型の勉強会ということもあり、
コード有(With-Code)とコード無し(No-Code)の比較について
ディスカッションがありました。

以下、個人的な主観も含めて
比較内容を記載させて頂きます。
 

※優劣や、良し悪しを決めるものでは無い事を予めお断りしておきます。
 また、重複している?間違ってんじゃね?と思われる内容もありますが、ご容赦下さい。

○ 比較表(同スペックのクラウド環境下の運用という前提)

No 区分 項目 No-Code With-Code
1 結果 アウトプットされる情報の違い なし なし
2 保守 拡張性の有無 あり あり
3 保守 拡張性の自由度 制限あり 制限なし
4 開発 開発スピード 迅速 規模や体制による
5 開発 開発コード 一定 開発者によりバラつき有り
6 開発 開発作業 誰でも 開発者に限定
7 費用 (開発する為に必要な)学習コスト 安価 高価?
8 費用 運用コスト 判断がつかず 判断がつかず
9 開発 品質保証 不明 開発者
10 制作 UI/UXの自由度 制限あり 制限なし
11 保守 保守・メンテ Cloud業者にお任せ 自前

 

  • 運用コストについて
    • 中長期で、保守・運用・メンテ費用なども含める必要があり、判断がつきませんでした。
  • システムの裏側を想像すると
    • モノによっては、コード有りの方が、処理速度が速い感じもします。

○ パネリストの清水さん(Power BI 王子) が、
 この比較について、料理に例えて、お話しされていました。

 
 (分かりやすい例えで、シックリきます。以下、ご発言の主旨要約です。)

例えると、料理

0から材料用意して作るのがフルスクラッチのコーディング。
かなり自由だけど、失敗もある。
市販品(レトルト)を使うのが「No-Code」で、一定の品質が担保される。
市販品なので作り手で違いは出ない。

後は、どちらを"選択"するか?

 

まとめ(個人的な感想)
  • コードの有無視点で見ていた。が、主旨が違った。
  • No-Codeと言えど、結局は誰かが書いたコードを動かしていた。
  • No-Codeは、ユーザの利益になるので、有益なもの、使えるものは何でも使えば良い。
    双方のイイとこ取りすれば良い。と思った。
  • また、UIやシステム面で、融通が利かないなら自作すれば良い。 と思った。
  • と言うか、これ、僕の開発スタイルそのままじゃん。と思った。

 

その他
  • No-Code JP のステッカーを頂きました。(300枚で9000円で作成できるらしい。)
  • ちなみに、以下は、NoCodeのGitHubのURL。
    登録されているファイルは4枚しかなく、ライセンスは、「Apache License 2.0」(笑 github.com