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Object Storage Service(OSS)- SeverLess

こんばんは。
世間はクリスマスなのに何故か夜な夜なブログを書いている@うしです。

今回は、OSS(Object Storage Service)を使用し、
ものすごく簡単にサーバーレス化出来たので、情報共有させて頂きます。

操作手順

手順は以下1~6になります。

1. まず、以下の2つのHTMLを作成します。(デスクトップなどに保存しておいて下さい)

 

index.html  

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head><meta charset="UTF-8" /></head>
<body>Index</body>
</html>
404.html  

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head><meta charset="UTF-8" /></head>
<body>404</body>
</html>

 

2. OSSの機能有効化

次にコンソールから「Object Storage Service」を選択し、OSS機能を有効化します。

  • 以下の画面から「今すぐ有効にする」ボタンを押下します。

OSS有効化

  • 以下の画面にて「OSS SLA」と「利用規約」にチェックし 「今すぐ有効化」ボタンを押下します。

f:id:tangniu:20181226004917p:plain

  • 正常に処理されると、以下の画面が表示されます。

f:id:tangniu:20181226004921p:plain

3. バケット作成

任意名称のバケットを作成します。

  • 以下の画面左にある「バケット作成」ボタンを押下します。

  • バケット名(任意名称)を入力し「OK」ボタンを押下します。

f:id:tangniu:20181226010013p:plain

  • 正常に処理されると、設定したバケット名が、左ナビに追加表示されます。

f:id:tangniu:20181226010018p:plain

4. ファイルアップロード

次に先程生成したHTML(index.html / 404.html )をアップロードします。

  • ファイルタブから「アップロード」ボタンを押下し、以下の画面を表示します。

f:id:tangniu:20181226011136p:plain

  • 先程生成したHTMLファイルをD&Dします。

f:id:tangniu:20181226011139p:plain

5. 公開設定

基本設定タブから公開設定を行います。

  • 静的ページの各項目へ以下の様にHTML名を設定し、「設定」ボタンを押下します。

f:id:tangniu:20181226011716p:plain

  • ACLの「バケットACL」の値を非公開から「公開読み取り」へ変更します。

f:id:tangniu:20181226012301p:plain

  • アラートが表示されますが、「変更する」ボタンを押下します。

f:id:tangniu:20181226012305p:plain

  • 「設定する」ボタンを押下すると以下の画面の文言へ変化します。

f:id:tangniu:20181226012309p:plain

6. ブラウザから接続テスト

コンソール画面の下記図の赤枠の部分にURLの記載があるので、このURLにアクセスし、表示確認を行います。 f:id:tangniu:20181226013122p:plain

  • 生成したHTMLが正常に表示されている事が確認できます。

f:id:tangniu:20181226013155p:plain f:id:tangniu:20181226013151p:plain

ポイント
  • 簡単すぎて特筆すべきポイントはありません。
  • 今回は簡易な設定のみでしたが、ドメインやスタイルの設定も実施することをお勧めします。
  • また、Function Compute の使用により色々な処理が可能になると思います。
まとめ
  • OSSは、ACL設定により簡単に公開が可能で、シンプルで分かりやすい。
  • もっと色々な処理ができそうなので、追及して作業してみるのも良いかも?と思った。